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 あとがき

人はなぜ初対面の人の言葉が分かるのでしょうか? この疑問に対する答えが分かってきた様な気が致します。人の脳には、おそらく生まれつき何種類もの周波数分析器が備わっていて、生まれ落ちてから物心がつくまで毎日毎日、何千回何万回も聞かされたいろいろな人の言葉のスペクトルパターンが、しっかりと刻み込まれているのではないかと想像します。未知音声のスペクトルパターンと、脳に蓄積されたスペクトルパターンが瞬時に照合されて言葉が認識されるのでしょうか。人が発している言葉は、短いものだと0.0何秒位ですから、如何に認識速度が速いかが分かります。しかも筆者の経験から、手術後の意識があまりはっきりしていない状態でも、人間は人の声、特に身内の人の声には敏感に反応します。おそらく体に染みついた母国語の強靱さは想像以上のものがあるのでしょうか。

こうして音声波形の周波数スペクトルパターンを振幅比率で調べていくと、今まで見えなかった母音や子音のしくみが浮き彫りになり、これまで気付かなかった言葉の疑問がいろいろ見えて来ます。
私たちは、日常、会話をすることにより何気なく他人との意志の疎通をはかっていますが、この音声の中に、人にしか分からない母音や子音の暗号が散りばめられていて、その暗号を互いにキャッチボールしている暗号仲間だと思うと、なんだか不思議でほのぼのとした気持ちになりませんか?
  それにしても「ち」や「つ」などの複雑な音声を、いとも簡単に作り出す人間の能力に驚かされます。幼児が、ママやパパといった言葉を最初に発するというのもそれなりの理由があったということでしょうか。ガ行やバ(b)行についても人は実にうまい方法で濁音を作り出したものだと感心するばかりです。

さて、この認識方法は、一語毎に音声を認識するものです。従って標準語だけでなく方言や新語、あるいは実際に使われない音の並びに対しても同じように適用できるものと考えます。